令和2年度 看護職員再就業支援研修報告
1.講義・演習
未就業・スキルアップを希望する看護職を対象に、東部・西部で開催いたしました。看護職としての更なる一歩につなげていただけたらと思います。今年度は新型コロナウィルス感染予防対策の基づき開催いたしました。ご協力いただきありがとうございました。
講義内容 会場
鳥取県看護研修センター 鳥取大学医学部・附属病院
シミュレーションセンター
感染予防 4人 7人
口腔ケア・摂食・嚥下障害の看護 3人 6人
フィジカルアセスメント 6人 8人
急変時の看護 3人 10人
認知症を中心とした高齢者の看護 2人 4人
皮膚・排泄ケアを必要とする人の看護 3人 5人
●参加者のご意見・ご感想
〇触診・聴診について実技を通して深く学べました。正常をしっかりと学んで、異常と比べることが大切だと学びました。
〇急変は怖くて焦るものだと思いますが、今回の講義を振り返って知識を身につけたいと思いました。
○正しい知識を持ってこそ正しい感染予防が出来ると改めて思いました。
○感染症の歴史を交えたウイルスや菌の事、予防策を学べました。手洗いは心がけているようで洗えていない部分があり、正しく洗えるようになりたいと思いました。
○口腔内の解剖・メカニズムなど看護の視点でどう関わっていくのかも学んだ。
2.在宅・福祉施設研修
介護・福祉施設に興味のある看護職の皆さまにご参加いただきました。
講師の先生との意見交換も交え、福祉施設における看護について深く学ぶ良い機会になったと大好評でした。
講義内容 介護・福祉施設の看護師の役割
日時 令和2年10月2日(金)13:00~16:00
会場 鳥取県立倉吉未来中心 セミナールーム7
参加者数 8名
●参加者のご意見・ご感想
〇介護の奥深さを感じた。「自分らしく生きるために援助できる」その人の普通を知り「ちょっと変」を考える。なるほどと思う事が多かった。数年ぶりに講義を受け、楽しく生きるために関わる職種だとおもうので、共に生きるという事の大切さを感じて生活できると嬉しい。
○幅広い役割と判断力が求められる。利用者様の看護だけでなく、ありのままの生活を支えられるように頑張ります。
3.技術研修
看護の実践に必要な技術を基礎から学びたいと思う多数の方々にご参加いただきました。
採血・点滴・注射 移乗・ポジショニング 電子カルテ
東部
日程:R2.10月27日
会場:看護研修センター
西部
日程:R2.9月4日
会場:鳥取大学医学部・附属
病院シミュレーションセンター
日程:R2.12月17日
会場:鳥取県福祉人材研修センター
日程:R2.12月2日
会場:鳥取大学医学部附属病院
医療情報部
11名 4名 2名 3名
●参加者のご意見・ご感想
〇臨床で活躍されている看護師の講師さんから、実際に使う事ができそうな細やかな技術を学ぶ事が出来ました。
○忘れてしまっていた基本的な事が学べた。手の固定の仕方など細かい所まで教えてもらえた。
○今回の研修では、電子カルテの利用方法だけではなく、個人情報の管理に関する説明や事例なども教えていただき、医療従事者として改めて個人情報の管理に気をつけていかなければならないと実感しました。
〇介助する上で、患者さん側だけではなく介助側の注意点について(支持基底面を広く、重心の移動など)しっかり学べてよかった。
〇介助者、介護側にとって負担の少ない方法があることを学び、演習をできたので良かった。
講師の先生、研修を受け入れてくださった施設の皆様に心からお礼申し上げます。