令和元年度 看護職員再就業支援研修報告
講義・演習
未就業・スキルアップを希望する看護職を対象に、東部(鳥取県看護研修センター)、西部(鳥取大学医学部・附属病院シミュレーションセンター)にて、各会場3日間12講義を開催いたしました。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。看護職としての更なる一歩につなげていただけたらと思います。
講義内容 東部 西部
感染予防 10人 7人
口腔ケア・摂食・嚥下障害の看護 5人 7人
フィジカルアセスメント 9人 10人
急変時の看護 10人 10人
認知症を中心とした高齢者の看護 10人 10人
皮膚・排泄ケアを必要とする人の看護 6人 9人
講義・演習の模様

感染予防

急変時の看護

認知症を中心とした
高齢者の看護

皮膚・排泄ケアを
必要とする人の看護
●参加者のご意見・ご感想
〇実技が多くあって、体験することでとてもよく分かりました。
〇患者さんの異常に気付く為の色々なポイントが学べました。
〇好奇心があると見えること、感じることが広がった。
〇忘れていた基礎を思い出すことが出来た。
〇仕事を行っている上で不安な部分があったので再確認できた。
看護基礎技術研修
看護の実践に必要な技術を基礎から学びたいと思う多数の方々にご参加いただきました。
内 容 会場 参加人数
採血・注射・点滴
<東部会場>
日程:令和元年10月29日
会場:鳥取県看護研修センター
9人
<西部会場>
日程:令和元年8月26日
会場:鳥取大学医学部・附属病院シミュレーションセンター
10人
移乗・ポジショニング
日程:令和元年12月16日
会場:鳥取県福祉人材研修センター
7人
電子カルテ
日程:令和元年8月26日
会場:鳥取大学医学部附属病院 医療情報部
8人
研修の模様

点滴・採血・注射

移乗・ポジショニング

電子カルテ
●参加者のご意見・ご感想
〇移乗や立ち上がりの際に無意識のうちに患者さんが動きにくい態勢を取らせてしまったことがわかった。
○体の向きや自分の立ち位置などで注意をしながらいきたいと思いました。
〇電子カルテを初めて学びました。システム利用の注意、パスワード管理等々、初歩的なこと教えていただきよかった。
〇電子カルテを扱ったことがなかったので不安でしたが、紙カルテとは違い、効率的で、便利な ものだと思いました。
〇最新から一般的なものまで幅広い知識を得ることが出来た。又自分の技術で忘れがちな部分を振り返ることができた。
〇注射の基本的な実技とコツを聞くことが出来てとてもよかったです。

令和元年度 施設見学・研修 バスツアー報告
高齢化社会において、介護・福祉施設・在宅領域で働く看護職が求められています。
鳥取県ナースセンターでも介護・福祉施設・訪問看護分野の求人が増えています。
そのような中、昨年度より再就業支援研修でも福祉領域の就業に役立つ研修に力を入れております。今年度は就業がさらにイメージしやすい内容とするために、公益財団法人 ふるさと鳥取県定住機構 と共催し、施設見学と研修を合わせて企画しましたので報告いたします。
Vol.1 介護・福祉施設
日程 会場・内容 参加人数
令和元年10月3日 10時~16時
<午前>
会場:社会福祉法人 敬仁会 ル・サンテリオン
内容:施設見学と看護職との交流会(ランチ付き)
13人
<午後>
講義 「介護制度の理解」と「介護施設における看護師の役割」
14人
研修の模様




●参加者のご意見・ご感想
〇職場を見学でき具体的にイメージすることができました。
〇病院勤務しか経験がなかったので、施設での看護師の役割や雰囲気などが知りたく参加しました。
○施設で働くことも視野に入れてみたいと思いました。
〇施設での勤務経験がないので、とても為になりました。
Vol.2 訪問看護ステーション
日程 会場・内容 参加人数
令和元年11月6日 10時~16時
<午前>
訪問看護ステーション見学ツアー
①公益社団法人 鳥取県看護協会 訪問看護ステーション
②こころね訪問看護ステーション
③医療法人賛幸会 訪問看護ステーションはまゆう
14人
<昼食> ランチミーティング  
<午後>
講義 「訪問看護に関する初歩的な知識」
19人
研修の模様



●参加者のご意見・ご感想
〇訪問看護の機能・役割や実際にどういったケアやサービスを行っているのか、在宅で過ごすためにどういったことに留意する必要があるのか、他職種との連携や重要性等多くの話を聞くことができ勉強になりました。
〇観察視点が在宅と病院では違うこと、手技・手法も違うことなど、具体的でよかった。
〇興味深いお話を多く聞けて、訪問看護師になりたい気持ちが強くなった。
〇訪問看護という新しいことにチャレンジしてみたいと思った。
講師の先生、研修を受け入れてくださった施設の皆様に心からお礼申し上げます。