12月のつぶやき

 早いもので今年も残すところ2週間あまりとなってしまいました。国の予測どおりコロナの感染が急拡大しています。今日の新聞には『季節性インフルエンザと同等と判断できる条件を満たしていない。5類にするのは相当の時間を要する…』と記事が掲載されていました。
 Withコロナの生活は、私たちの日常の中で“当たり前”だったことがそうではなくなっています。
先日、家族で県内の旅館に一泊しました。格安プランとはいえ『せめて温泉につかってゆっくりとした時間を取りたい…』との思いでした。宿の部屋に入り襖を開けると既に布団が敷かれていました。子供の頃に『敷いた布団を踏んではいかない!!』と言われて育った昭和生まれの私は驚きました。
 受付の時にフロントでは、宿泊する部屋・夕食の部屋・浴場・朝食の部屋を館内案内の地図に赤ペンで記載し、説明後に渡されました。
 昔のことを言ってはいけないですが、日常の“当たり前のこと”が大きく変化しているなと感じました。従業員の削減、雇用する人がいない現状だと察しました。
 小学校の給食では“黙食をやめる”方向で進んでいるとか…。すると、子供たちはどうやって給食の時間を過ごして良いのか戸惑っているとか…。

 コロナ感染に脅かされて3年経とうとしています。普通の日常が早く戻ることを日々、願っています。医療機関・介護福祉施設・訪問看護ステーション等さまざまな場所で勤務されている看護職の皆さんに変わらずの敬意を表したいと思います。

鳥取県ナースセンター所長