3月のつぶやき

　3月も下旬となり、まだ肌寒い日々が続き桜の開花もまだ先のようです。
　24日（日）は、大相撲の千秋楽でした。新入幕の尊富士が初優勝を決めました。新入幕内の力士が優勝するのは、なんと110年ぶりの快挙とか。青森県出身で高校は鳥取城北高校で相撲の技を磨いたとのことです。14日目に足首を負傷し、救急搬送され千秋楽への出場が危ぶまれていました。親方に出場は無理と告げた後、先輩である同じ鳥取城北高校出身の横綱の照ノ富士が「お前ならできる！」と言われたとか。
　そして尊富士は「気力も大事だが、皆さんの記憶に残る相撲がとりたかった。」師匠は「出なかったら一生悔いが残ると思った。だから出場することを認めた。」とそれぞれのインタビューで話されていました。

　芸術家、哲学者であった岡本太郎さんが残した言葉に「迷った時は困難な道を選べ」という言葉があります。私も以前「苦しいことがあった時、楽な方より辛い方を選んだ方が喜びもひとしおだ」という言葉に触れたことがあります。辛い方を選ぶことは勇気がいりますが、迷った時々でこの言葉を思い出します。
　何時の時も岐路に立った時、迷いながら自分の選択したことを信じて行きたいと思います。