高齢者介護施設に従事する看護職現任教育指導者研修

カテゴリー: お知らせ
 鳥取県看護協会が策定した「病院等と連携した高齢者介護施設新人看護師教育プログラム」は高齢者介護施設に就業した新人看護師の卒業後一年間の教育プログラムで新人看護師がそこで成長し定着することを目的としています。現在、このプログラムを一つのモデルとして活用していただくための普及活動に努めています。本研修は高齢者介護施設の教育体制の再確認をして新人看護師を含めた看護職の安定的な人材確保・育成に繋げることを目的に開催しました。
 まず、高齢者介護施設における看護職の現任教育の必要性についての講演をしていただき、次に事業報告①として、令和5年度に実際にこのプログラムを活用して協力病院と共に新人看護師を育成された施設の一年間のまとめと、事業報告②として今年度、新人看護師を育成中の施設から現状報告をしていただきました。

日 時 令和6年11月25日(月)13:00~16:00
場 所 鳥取県研修センター 大研修室
参加者 高齢者介護施設の看護管理者または施設長、教育に携わる看護職(9名参加)
内 容 *講演「高齢者介護福祉施設の教育・人材育成について」
 講師 社会医療法人仁厚会 藤井政雄記念病院
             特命看護師長 三嶋 広恵 氏

*事業報告①「病院等と連携した高齢者介護施設新人看護師教育
 プログラムを活用した新人看護師教育」
 講師 社会福祉法人あすなろ会 鳥取市介護老人保健施設やすらぎ
             参事 秋山 緑 氏

*事業報告②「高齢者福祉施設における新人看護師指導について」
 講師 社会福祉法人やず 介護老人保健施設すこやか
             看護主任 中西 めぐみ 氏

* 意見交換

  

  
参加者の感想
*自施設に看護教育体制が無いことを自覚した。特に新人看護師指導マニュアルは無い。
*新人看護師を採用し育成するには全スタッフの理解と協力、マニュアル、人員、体制が必要と思った。
*新人看護師を迎えることは大変であるが、自分たちに良い影響をもたらしてくれると信じている。
*今回の研修は他施設の状況も分かりとても勉強、参考になった。自施設にあったマニュアルや
 チェックリストなどを作成したいと思った